先生、今度のテスト何が出ますか?
どこやればいいですか?
こんな質問を受けることが、たま~にあります。
何が出るか?
「テスト範囲の何か」が出ます。
どこをやればいいか?
「全部」です。
例えば、中学3年生の総合テストで言えば、これまでに多くの問題が、塾で解いた問題と全く同じ、もしくは非常に類似した問題です。
これは、いわゆる山をはっているわけではなく、近年の入試傾向を分析しているからであり、それを狙っているわけではありません。
なんなら、まったく同じ問題が出題されてしまうと、生徒さんは喜んでくれますが、実力以上の点数が取れてしまう可能性もあるので、こちらとしてはあまりうれしくありません。
本来テストというものは、その出題範囲があり、その中から何が問われてもいいように準備をするものです。
当たったとか当たらないとか、第六感を鍛えるものではありません^^;
冒頭のような質問をしてくる生徒さんは、たいてい、あまり時間をかけなかったので、もう出やすいところを聞くしかない、山をはるしかない、という考えです。
学校のテストは、単にその瞬間の知識を問うものと考えると、このような行動になるでしょう。
そうではなく、限られた時間で限られた範囲のことをどれだけ理解できるのか?
という訓練であり、それが社会に出て大きく役立つことだと捉えてほしいですね。
???
私が中学生の時には、もちろんそんなことを思ってはいませんでした^^;
だからこそ、早くそれを伝えていきたいんです。社会に出て、不自由を楽しんでもらうために^^
さあ、11月も半分が終わります。
テスト、入試に向けて、可能な限りの準備をしましょう!!!