先日、コンビニでサラダを買いました。
しかし、そのサラダがレジを通りません。
店員さんが
「賞味期限が近いので新しい商品と交換してきます。」
と言って、新しいサラダを持ってきました。
聞き間違えたのかな?と思って
「賞味期限が切れたの?近いだけでもダメなの?」
と聞くと、その通りだそうです。
「近い」の基準はわかりませんが、それだけで売ることができない、つまり廃棄処分になるわけですよね?
いや~、さすがにちょっと考えちゃいますね。
もちろん、購入する側が「すぐ食べるから」とか「切れていてもいから」と言っても無理でしょうし、そもそもレジも通らないわけですから・・・
気になって、ちょっと調べてみました。
消費者庁のホームページによると、日本では年間2,759万トンの食糧廃棄物が出されているそうです。そしてこのうち、食品ロスは643万トン。食品ロスとは、「まだ食べられるのに廃棄される食品」で、これが全体の約1/4を占めているわけですね。
ちなみに、世界中で飢餓に苦しんでいる人々に向けた世界の食糧援助量は380万トンで、この1.7倍の食糧を日本ではまだ食べることができる状態で廃棄していることになります。
年間1人当たりに換算すると51kg。これは、1年間に日本人が食べるお米の消費量とほぼ同じだそうです。毎日食べて毎日捨てる、とも言えるレベルですね。
食糧自給率の低い日本にとって、これは本当に大きな問題です。
せっかくコンビニで改めて意識することができたので、こういう問題を生徒さんと話し合いたいと思います!
そして、家でできること、食事に行ったときにできることをしっかり考え、少しでもロスを減らすことができればいいですね。みんなで!