始めにお断りしておきますが、今回のブログは学校の先生に対してちょっと失礼なことを書かせていただきます。
ただ、学校の先生を否定しているわけではありませんでの、それだけはご理解ください。
と書きながらも、以前からある中学校の英語の先生が気になっていました。
生徒さんの話によると、
「次のテストは難しい。私が92点(?)しか取れなかったんだから。」
と話したそうです。
100歩譲って、開成中や灘中なら多少理解は可能です。しかし、公立の中学校の英語のテストでそれは・・・と、ちょっと不安を感じていました。
そして今回の中学2年生のテストです。
出題範囲は1年生の単元でした。
並べ替えの問題で、
( )の語(句)や符号を並べかえなさい。(1)~(3)は日本文の意味にあう英文にすること。
(3)だれが今動画を見ていますか。
(is / now / who / a video / watching / ? )
生徒さんの解答は
Who is a video watching now?
でした。
正解は
Who is watching a video now?
なので、当然不正解です。
しかし!!!
なんとなんと、△で2点ゲット!!
いや、そもそもこれが3点問題ってとこが気になりますが^^;
△の理由は「使っている単語は合っているから。」だそうです。
いやいや、並べかえなんで、見落としがない限り単語は全部合ってるでしょ?
じゃあ、
Is who a video now watching?
でもOKになりますよ?これで2点?
文法英語だとか生きた英語だとか、そういう議論をここでするつもりはありません。
私は、文法英語のおかげで海外で困ることがなかったので、以前も書きましたが、また改めて別の場所で。
話を戻すと、
会話だったら、何とか通じるでしょう。
日本語だって、
「何食べた?夜、昨日。」
でも、
「昨日の夜は何を食べましたか?」
でも、どちらも通じますので。
でも、これは試験です。
英語的にどうこうではなく、勉強っていうのは、まず決められたルールがあり、そのルールの中で「知識」や「思考力」などを問うものだと思っています。
単語を覚えておいて、あとは適当に並べれば不正解にはなりませんよ。
こんなことでは、真剣に勉強するのがバカらしくなります。
間違える→なぜ間違えたのかを考える→調べる→理解する ⇒ 成長する
もう、こんなサイクルはどうでもよくなってしまいます。
×ではなく△をもらったのはラッキーと思うかもしれません。
でも、この先を考えて、非常にアンラッキーだったことはしっかり生徒さんに伝えました。
考え方は千差万別です。
私が正解でもありません。
ただ、私はこの教え方には大反対ですし、その考えを生徒さんにも保護者の皆さまにも伝えていきたいと思っています。
こんなヒーローズ松本沢村校ですが、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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