今日、中学3年生の生徒さんががテストを持ってきてくれました。
国語のテストは80点。
その中で、100字程度の記述問題があり、10点中9点という得点でした。
もちろん、素晴らしい得点です。
しかし、減点の理由がどうにも納得できず・・・。
その生徒さんは、自分の記述の中で「若い世代」という言葉を使いました。
そして、その生徒さんが書いた対象は、文章中で触れられていた40代のことでした。
答案には、赤ペンで先生が書いた「40代は若い?」という言葉があり、そこで1点の減点です。
確かに、中学3年生から見たら40代は決して若くはないかもしれません。
しかしながら、その生徒さんは広い視野を持って考えた結果として「若い」と捉えたのだと思うんです。
入試改革が行われている中で、一方向のみでなく多様な考え方ができるようになるというのは、まさにこれから目指すべきことであり、だからこそちょっとこの採点は納得いかないなと思ったんです。
でも、一番の理由は・・・自分が40代だからかもしれませんね^^;
もう一人の中学3年生は、理科でまだ習っていない単元が出題されたとのこと。
先生が間違えたようで、その配点はなんと15点!!
どうするかと聞いたら、その15点を他の問題の配点に加えるようです。
そうすると、正解した問題によって必要以上の「差」がついてしまう気がするのですが・・・。
いよいよ総合テストも2回目がほぼすべての中学で終わりました。
次からは本当に大切な3回目、4回目です。
作る先生方も大変ですし、プレッシャーの中で勉強をしている生徒さんも大変、そして、お子さんの将来を心配する保護者の皆さんも大変です。
みんな大変な思いをしているからこそ、テストは公平公正であってほしいですね。
さあ、まだまだ若いと思っている40代。
生徒さんと一緒にがんばります!