10月31日。
明日から11月ですね。
月が替わっただけで一気に受験に向けて加速するような気がします。
さて、その受験ですが、進路相談が多くなっています。
ヒーローズ松本沢村校の一つの売りだと思っているのがこの進路相談なのですが、決して私たちが進路を決定するわけではありません。
まあ、こういうことを書くと「当たり前だ」と言われそうですが、では、保護者の皆さまはどうでしょうか?
「もちろん子どもが決めること」
と言いながら、実は親の望む進路へ誘導しているケースが少なくありません。
最低でも〇〇高校へは行かせたいんです。
こんなことを言われることもあります。
でも、最低って、何が最低なのでしょうか?
そもそも、松本市内の高校を見れば、もう保護者の方が中学生・高校生だった時とは状況があまりに大きく異なります。
〇〇高校へ行かせたい。
ではなく、
〇〇高校へ行ったらどんな可能性があるのか?
◇◇高校だと何が違うのか?
生徒さんの情報だけでは偏ることも多々あります。
私たちの仕事は、その偏りをなくして広い視野で進路決定をしてもらうための情報提供が大きな役割だと思っています。
偉そうに「口出しするな」とは言えませんが、それでも、そのくらいの気持ちでいることは事実であり、保護者の方にもそうお伝えすることがあります。
レールを敷くのが大人の仕事ではなく、たくさんの路線を提供し、各路線のメリットやデメリットを伝えることが仕事なのではないでしょうか?