だんだん暑くなってきましたね。
近所のプールも掃除を始めたようです。
さて、先日居酒屋さんに行ったときの話です。
塾のブログなのに「居酒屋」って・・・。
そこで何回か顔を見たことのある男性がいたのですが、なぜかその方と話をすることになり、突然質問をされました。
「1+1=2なのに、なんで1×1=1なの?」
皆さんだったらどう答えますか?
私は、まず初めに「+」は「と」、「×」は「が」だと説明しました。
つまり、1+1というのは、「1と1」だから2、1×1は「1が1つ」だから1だと。
すると、
「そんなことはわかってるんだ。もっと違う発想で答えてくれ」
と言うんです。
そこで私は、おにぎりを例にして答えてみました。
「おにぎりが1つあり、そこに1つ足すと2個になりますよね。で、かけるというのは、2つのおにぎりを混ぜて握るイメージなので・・・」
と。
正直、その場しのぎの解答であり、そもそも「かける=混ぜて握る」ってどうなのか???と思うんですが^^;
それでも、その男性はなぜか私の解答に満足したらしく、「今までで一番だ」と言っていただきました。
ありがとうございます^^
でも、やっぱり自分の答えは???の部分が多いですし、今冷静に考えるとおかしいなと思いますけどね。
きっとその方も、今ごろ「褒めたけどちょっと違うな」と思っているのではないでしょうか?
でも、おもしろい発想ですよね?
そして、「今までで一番」ということは、過去に何度も聞いたことがあったのでしょう。
同じ質問を複数の人に聞いてみて、それを自分なりに分析というか、まとめてみるのも悪くないなと感じました。
聞かれた方も、予想もしない質問に即答しなければならず、非常にいい頭の体操になります。
正解は一つではない。
まさにそんな質問だったと思います。
こういう何気ない、というか、一見意味のなさそうなやり取りが、頭を柔らかくするのかもしれません。
授業でも何か使えないかなと、ない知恵を絞りたくなりました。
これからは「考える」時代です。
まずは身近なことやどうでもいいこと、とにかく「考える」のハードルを下げて、その習慣を身につけることから始めてみるのもいいのではないでしょうか?