塾長ブログ@ヒーローズ松本沢村校

個別指導学院ヒーローズ松本沢村校の塾長ブログです

その進路指導は本当に正しいのか?

中学3年生の三者面談が続いています。

これまでの総合テストの点数や内申点を見ながら、受験校をどうするのかを決めるわけですが・・・。

 

そもそも、内申に関しては本当に言いたいことがありますね。

ただ、それは別の機会に。

 

 

ここ数年、私立高校の躍進が目立ちます。

また、年収にもよりますが、ほぼ無償化ということもあり、少し前とは比較にならないほどの私立人気、そして、それに伴い合格の基準が年々高くなっています。

 

 

これまでは、まず私立を併願して第一志望の公立を・・・というのが定番の受験スタイルでしたが、その併願校であった私立高校の基準が高いため、併願では合格が難しくなっているわけです。

 

 

そこで近年増えているのは

三者面談で私立の専願を勧められました。」

という声です。

 

 

私立高校の躍進は本当に素晴らしいことですし、今後まだまだ伸びるでしょうし、楽しみでもあります。ですから、私立に進学することが悪いわけではありません。むしろ、私立高校を勧めたいくらい生徒さんも数多くいます。

 

しかし、生徒さんの話を聞くと、理由はちょっと違うようです。

「第一志望の公立高校は確実ではない。そして、併願も厳しい。だったら、私立の〇〇高校の校長推薦がとれるからそこにしたらどうか。」

こんなアドバイスが聞こえてきます。

 

 

それは、生徒さんの将来を考えて、本当にその高校が合っているということですか?

それとも、少しでも不安な生徒さんを減らしたいだけですか?

 

 

こんなことを書くと、ほぼ間違いなく中学校の先生方には白い目で見られるでしょう。

でも、どうしても納得のいかないことがたくさんあるんです。

 

 

いい高校、悪い高校なんてものは存在しません。すべてがいい高校だと思いますし、高校で人生のすべてが決まるわけでもありません。

ただ、だからと言って、入れるところに入っておけ、みたいな進路指導はいかがなものでしょうか?

 

 

私も、無謀な進路指導はしていません。

ただ、学校の先生には絶対に受からないと言われた志望校に合格した生徒さんは、正直数えきれないくらい存在します。

 

厳しい時は厳しいと正直に伝えています。

しかし、あきらめるにしても、「いつ」あきらめるのか。戦う前に、しかも指導する側からあきらめろと言うのは、もう少し慎重に考えてほしいと思います。

 

 

ということで、ヒーローズ松本沢村校では、これまでの経験と過去のデータに基づいた進路指導をさせていただいております。

三者面談でこんなことを言われたけど、実際はどうなの?」

と気になっている保護者の皆さま。

 

塾生でなくてもかまいません。

お気軽にご相談ください。