あまり他者批判をしてはいけないと思いつつ、やはり納得がいかない中学校の進路指導。
もうこれ以上は書きませんが、今日だけ、あと一つだけ言わせてくださいm(__)m
各中学校で、先週1週間でほとんどの三者懇談が終わりました。
同じ中学3年生でも、月曜日に懇談会を行った生徒さんと、金曜日に行った生徒さんがいます。
昨日も書かせていただきましたが、この懇談会で初めて新たな提案をされるケースもあります。
考えてもいなかった高校名を挙げられ、専願なら合格するからどうだ?と。
15歳。
ほぼ初めての大きな決断。
実はこの決断を、早い人はたった2日で決定しなければならないんです!
提案された私立高校へ出願するために、学校内で調整をしなければならないとのことで、遅くても月曜日の朝まで、つまり昨日の朝までに決断をしなければ出願はできないというのです。
先週月曜から始まった三者懇談。まだ月曜日に行った生徒さんは1週間の猶予があります。ところが、金曜日に懇談会があった生徒さんもいるわけです。そこで初めて予想外の進路を提案され、「時間がないので月曜朝までに・・・」
たった2日で、人生初とも言える大きな決断を迫られるのは、ちょっと酷だなと思うんです。
こちらでは、いろいろな情報提供はさせていただいています。
どんな高校なのか。どんな先輩がいてどんな学校だと話しているのか。進学状況はどうなのか。部活動はどうか。
その上で、最後は自分で決定してもらうしかありませんが、2日間はあまりに短すぎます。1週間だって、十分とは言えません。
実際に願書を出すのは年明けです。ただ、学校内でやるべきことがあると言われれば仕方がありません。
だったら、もう少し話を早めにするとか、何か工夫ができないものでしょうか?これは、中学校の先生方にぜひお願いをしたいと思っております。
中学校には中学校の、高校には高校の事情があるのだとは思いますが、大切な進路決定を、「こちらの事情で2日後には決めろ」というやり方は、どうしても納得はいきませんね。
皆さんはどう思われるでしょうか?
塾でできることに限界はありますが、各自がしっかり進路決定できるようなサポートを、今後より一層充実させていかないと、と強く感じました。