2月になりました。
高校受験においては、来週に公立高校の前期選抜があり、後期選抜まではあと36日となりました。
どこを受験すべきなのか?今の実力で本当に大丈夫なのか?いろんな不安があるかと思います。
そんな時、進路を相談するのが学校の先生であり、我々塾の人間になります。
今日、ある中学3年生の進路相談がありました。
松本深志高校を志望しているのですが、これまでの学校のテスト、模試結果、過去問演習の結果から、私はほぼ確実に合格すると思っている生徒さんです。
ところが、学校の先生から「厳しいから受験校変更を考えた方がいい」と言われたそうです。
確かに、余裕ではないかもしれません。
しかし、そもそも受験に「確実」など存在はしません。厳しいかもしれないのは、みんな同じです。
では、何が正解なのでしょうか?
①合格する可能性はあるが、「厳しいかもしれない」と言い、受験校をワンランク下げる。
②厳しいかもしれないけれど、これまでの経験、データなども使いながら「大丈夫」と判断して受験させる。
実は、正解はないのかもしれません。
結局最後は、他人が決めることではありませんので・・・。
でも、そんなこと言ってしまえば、生徒さんに責任を負わせるだけになってしまいます。
現段階では合格の可能性が高いこと。
しかし、これまで以上に努力すること。
確実な合格は存在しないこと。
高校で人生が決まるわけではないこと。
さらには、万一不合格であっても、併願で合格している高校があり、そこからも十分自分の夢を実現することが可能であること。
そして、そのためのサポートを、私たちは全力でさせてもらうこと。
こういったことをしっかり伝えた上で、一緒に将来を考えていきたいと思っています。
学校の先生は、本当に慎重に進路指導をされます。
一方、私たちはギリギリまで待ちます。
これは以前にも書かせていただいたことですが、どちらも間違ってはいないと思いますので、総合的に判断していただくしかありません。
ただし!!
万一その選択が導く結果に満足できなくても、それ以降の人生でいくらでも挽回はできますし、それができるのが、私たちのような「大学受験をサポートする学習塾」だと思っています。
「どこの高校出身?」
こう聞かれるのが長野県の特徴です。
でも、高校名で大学は決まりません!
10代の中では大きな選択を迫られる「高校受験」と「大学受験」。
これらについて、常に正しい進路指導ができるよう、私たちも日々努力してまいります。