ヒーローズ松本沢村校には、社会人の先生と大学生のアルバイトの先生がいます。
みんな素晴らしい先生ですが、その中で、医学部医学科のアルバイトの先生に、高校生の数学の授業をお願いしました。
１０時間のセンター対策講座だったのですが、最後の授業が終わった後、自らの経験を高校３年生に伝えてくれました。
事前に準備していたわけではないので、正直私も驚きました。
でも、彼女が自分で判断し、自分で生徒さんたちに伝えたいと思ってくれたことに感動しました。
そして、ユーモアを交えながら、自ら味わった苦しい体験を惜しげもなく語ってくれました。生徒さんたちはもちろん、私もその内容に惹きつけられ、あっという間に時間が過ぎていきました。
厳しい大学受験を突破してきた学生さんです。ある程度の学力はあるのは当然でしょう。
しかしながら、指示待ちといわれるような人が増え、あくまで時間から時間で、単に答えを教えるのが仕事だと勘違いしているアルバイト講師さんが増えていると聞きます。
そんな中で、受験生に自らの経験を交えて熱く話をしてくれるというのは、本当にありがたいことです。
さらには、自分の「負」の部分を、失敗した原因ととも伝えてくれることによって、単なる自慢話の何倍も説得力が増し、生徒さんたちの道しるべとなってくれたに違いありません。
受験が近づけば近づくほど不安になるものです。
その不安を、あの手この手で取り除くのも私たちの仕事だと思っていますが、身近に素晴らしい人材がいることに、改めて感謝です^^
ありがとう！！！
