高校1年生の皆さん
高校生活にはもう慣れましたか?
部活も本格的に始まり、「勉強と部活の両立」という壁にあたっていませんか?
そもそも、「勉強と部活の両立」という言葉、私自身はあまり好きではありません。
親や先生は当たり前のように口にすると思いますが、本来、非常に難しいことですからね。
両立できることが普通のように言われてきた生徒さんも多いと思いますが、できなくて当たり前だと思ってください。
だからこそ、それができた人たちが結果を出しているんです。当たり前のようにできるなら、みんな部活をしながら勉強だってできるはずですからね。
では、「できなくていいのか?」と言われると、それはダメですよね。結果が出せませんから。
極端なことを言えば、どちらか一方に絞ることだって選択肢の一つです。
実際に首都圏の塾・予備校などでは、部活をやめさせて素晴らしい合格実績を出しているところもあります。
私は、そこまでしろとは言いません。部活で得られることもあるでしょうし、勉強だけしている高校生活はつまらないでしょう。
ただし!
プロスポーツの道で生きるわけではないのなら、大学進学後にいくらでも好きなスポーツはできます。音楽や芸術関係も同じです。一方で、勉強の手を抜けば、大学進学自体が難しくなるわけです。
以前にも書いたかもしれませんが、長野県の高校生の多くは
「部活が忙しいから塾を休む」んです。
しかし、私の知っている都市部の高校生は
「部活が忙しいから毎日塾に通う」という選択をします。
これが、長野県の高校生の「現役大学合格率」が常に全国40番台にいる理由だと思います。
ヒーローズ松本沢村校にも、高校の部活の厳しさにすでに苦しんでいる生徒さんがいます。
続けた後の成功もあれば、やめた後の成功もあるんです。
やめることがマイナスではないことだけは、しっかり伝えたいと思います。
大学合格がすべてではありません。
ただ、行きたいというのであれば、少しでも可能性の高い方向へ導いてあげたいと思っています。
6月には、高校1年生のための「大学入試説明会」も開催します。
高校入試とは大きく異なり、単に「勉強する」だけでは通用しないのが大学入試です。
合格するための勉強法があり、また、科目選択なども重要になってきます。
高校生の教科書も変わり、現在の高校1年生が受験する入試から大きく変化します。
勉強時間・勉強方法・受験科目・進路指導(情報)など様々な要素が必要ですが、それらのアドバイスが的確にできるのが当塾の強みだと自負しています。
高校1年生の皆さんにとって「受験はまだ先」かもしれませんが、今から準備するからこそ得られる喜びがあることは、ここでしっかり伝えなければなりません。
受験が終わって約2ヶ月。
そろそろ、次のステップに目を向けて、少しずつでいいので、前へ進む準備をしましょう。