今日は暑かったですね~。
松本では、午後2時の気温が27度近くあったようです。いよいよ夏にとつにゅうしていくのでしょうか?
さて、近隣の中学校では、今週が中間テストというところがあります。
その中学に通う3年生から聞いたのですが、にわかに信じがたい話が・・・。
生徒さん「先生、今度の英語のテスト、なんかすごく難しいらしいです。」
私「そうなの?学校の先生が言ってたん?」
生徒さん「はい。なんか、英語の先生が受けたら90点だったって。そんなに難しいの、無理ですよね?」
私「いや、それ、ダメでしょ(笑)」
いろんなダメ出しポイントがありますが^;
まずはとにかく気になるのが「先生が90点」ということですよね?
いや、私も、東大や京大の入試問題を絶対間違えないかと言われたら自信はありませんよ。ただ、中学3年生、しかも、長野県の公立中学の定期テストでそれはちょっと・・・。
ただ、もしそれが、先生の英語力が原因ではなく、本当に難しいのだとしたら、それを出題する意図は何かということですよね?
私が小学生の時、ちょっと変わった先生がいました。
確か6年生の時だったと思いますが、算数の時間に「長野高専」の入試問題を出したんです!?
賛否はあると思いますが、なぜそんな問題を出題したのか?それは、小学校6年生の知識で解くことができるからですよね?実際に解けた友だちがいたわけですから。
そういった感じで、何か意図があるのであればまだ理解はできるのかな?なんて思いますが、果たしてどうなのか?
テストを見るのが楽しみです。
これからは、とにかく「考える」ことが必要になってきます。
暗記がダメなわけではありません。というか、覚えればいいだけの知識を最低限持っていないと、そもそも考えることなどできません。
今日は暑かったと冒頭で話をしました。
では、例えば
「最高気温と救急搬送数」というグラフがあったとします。
そこで、「夏日・真夏日・熱中症」という言葉を使って、グラフから読み取ることができることを書きなさい。
なんて問題が出たとします。
夏日・真夏日、これらの基準、わかりますか?
明確な基準があるため、単純に「覚えればいい」という知識です。ところが、これらの言葉を知らないと、解答することすらできないわけです。つまり、100%の確率でその問題は0点です。
まあ、突然考えた問題なので、問題の例としてはあまりよくありませんが、それでも、中学のテストや高校入試において、グラフから読み取ることができることを書かせるというのてい定番になりつつあります。
「基本ができないので応用問題を」
というリクエストをされる保護者の方も多いですが、応用問題を解くためには、確実に「基本」が必要なんです。
大した練習もせずに、大谷翔平選手や、大船渡高校の佐々木投手の球を打とうと思って打席に入っても打つことはできません。
これも例えがひどいですが^^;
毎日の素振りから始まり、80km、100km、120km、・・・と、打つことができるボールを少しずつ増やして、ようやくたどり着くものなのではないでしょうか?
学校の英語のテストの話からだいぶ飛びましたね^^;
とにかく、どんなテストになるかわかりませんが、今解くことができる問題とそうでない問題があります。それらは、当然ながら個々の状況により異なります。
まずは受けてみて、結果をこちらで分析して、今後の対策などのアドバイスをさせていただきます。
日々の準備。
常にこれを意識して、最善の結果を出すことができるよう積み重ねていきましょう。
駄文失礼致しました。