結局今日もこの言葉から始まりますが・・・暑いです!!
私は、ワイドショーというのがどうも苦手で、まず見ることはありません。
それでも、連日の暑さって全国的にはどうなのか?西日本にも多数知り合いがいるので、豪雨の後の状況はどうなのか?
ちょっと気になったので、ニュースでもと思いテレビをつけて、そのままワイドショーを少し見ていました。
そこで、感じたことがあるんです。
「偏り」というものを。
それは、商売である以上仕方がないことだとは思うんです。
真面目に、真実に忠実に、どんなにつまらなくても「伝えるべきことを伝える」という考えのもとに報道しても、民放である以上は「スポンサー」がいない限り番組は成り立ちません。
ということは、伝えたいこと、あるいは伝えるべきことよりも、「いかに多くの人の興味をひき、共感を得るか」がフォーカスされるわけです。だから、報道に偏りが生じるんでしょうね。
例えば今回の西日本豪雨にしても、何か見ていて気持ちの悪さというか、「どこ目線で伝えてるんだろう?」と思うことが多いんですよね。
だいたい、被害に遭われて避難所生活をしている方に「早く家に帰りたいですか?」「水がないと不便ですよね?」って、当たり前じゃないですか!?
亡くなった方の遺族が、深い悲しみの中、それでもやるべきことがあって一生懸命片付けをしている時に、「今どんな思いですか?」「どんな方でしたか?」って、それでお涙頂戴ものの映像を流すって、どんな気持ちなんでしょうか?
当然のように見るのを途中でやめたわけですが、本当に伝えるべきことって何なんでしょうね?
今はこういう時代ですから、今回の災害でSNSを利用して様々な情報を発信されている方がいました。
テレビでは一切報道されていないのに、孤立して本当に困っているという地域もありました。
見る人がいるからつくる人がいる。だからスポンサーもつく。
わかります。
でも、やっぱり違和感が残るんですよね。
まあ、文句言うなら見るなって話なんで、その通り見ないようにしているわけですが。
自分の仕事にふと照らし合わせて考えて見たんです。
例えば入試改革。
大きな変化です。
ただ、いろんな塾のチラシなど見ていると、「大変だ!」という論調もあれば「大したことないよ」というところもある。
各々が思う路線で集客しようとしているんでしょうけれど、最終的に生徒さんや保護者の方々に何を伝えたいんだろうなって思うんです。
じゃあ、ヒーローズ松本沢村校はどうなんでしょうか?
今後、各学年の生徒さんや保護者の方々に、何が変わり、それによってどんな影響があるのか。あるいはその変化に対応するため、今やるべきことやこれからやるべきことは何なのか?
過度に危機感を煽るわけでもなく、過度に安心させるわけでもなく、一人ひとりの悩みに合う形で真実をわかりやすく伝える必要があるんだなと、改めて思いました。
嫌いなワイドショーですが、学ばせていただいたのかな?とも思います。
いずれにしましても、今回の豪雨で被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復旧をお祈りしております。