先日、とある飲食店で見かけた光景です。
中学生であろう男の子とそのご両親が食事に来ていました。
席に着くとご家族の会話が・・・
まったくなく、ご両親はそれぞれスマホを取り出してずっと画面をみており、男の子はただボーっとしているだけ。
見ていて本当に切なくなりましたね。
スマホは勉強に支障があるとよく言われます。
もちろん私も、プラス面だけではなく、多くのマイナス面があると思っていますし、実際に通塾している生徒さんにも話をすることがあります。
しかし、スマホを買い与えているのは親ですし、その親御さんが率先して使用しているようでは、どんなに子どもたちに伝えても意味がありません。
私もスマホは使いますし、なければ困るものになっています。
しかし、それによりこのような悲しい光景を見るようになると、「使い方」をしっかり伝えていかなければならないと強く感じました。そう、子どもたちだけでなく、保護者の方々にも。
私の経験上の話ではありますが、口数が少ない生徒さんは、いわゆる国語力がないために成績を上げるのに苦労している人が多いような気がします。
もちろん、無口でも成績優秀な生徒さんはいますが、肌感覚としては決して間違ってはいないと感じています。
それだけで点数が決定するわけではありませんが、会話というのは、語彙力であったり頭の回転であったり、様々なことに関連があると思いますし、だからこそ、家族や友人との「会話」が重要だと思っています。
親しい間柄では、「言わなくてもわかる」ことはあります。
ただ、それと今回のこの親子の場合は別で、大人の責任というものを強く感じました。
新しい時代の新しい悩み。
これからもっともっといろんな問題が出てくるのでしょうね。
子どもたちにかかわる仕事をしていると、いかに大人の行動が重要かがわかります。
自分自身も含め、子どもたちに与える影響に気をつけながら様々なことを発信していきます。