塾長ブログ@ヒーローズ松本沢村校

個別指導学院ヒーローズ松本沢村校の塾長ブログです

「だいたいわかる」が危ない!

真夏のような暑さ!

でも週末はまた気温が下がるそうで・・・。

体調を崩している生徒さんもいるので、皆さんも気をつけましょう。

 

 

さて、今日のタイトルにもあります、「だいたい」とは、どのくらいのことを指すのでしょうか?

仮に、8割くらいだったとしましょう。

そうすると、授業がだいたいわかったという生徒さんは、80点くらいということになりますかね。

 

そもそもそこにも疑問はありますが、まあ、それは置いておいて、だいたいわかったというのを、「8割理解し、テストで80点くらいを取る」ということにしましょう。

 

で、ここからが私の言いたいことなのですが。

 

理科や社会といった、単元ごとに別のことを学ぶような教科はさておき、英語や数学というのは、学年を超えて理解どが影響するものだということは、皆さんもおわかりかと思います。

例えば、中学1年生の方程式がわからなければ、2年生の連立方程式や、3年生の二次方程式にも影響があるように。

 

では、1年生の授業が「だいたいわかる」という生徒さんがいたとします。

その生徒さんが2年生になり、授業が「だいたいわかる」と言った場合、2年生のテストも80点くらいになるでしょうか?

これ、ならないんですよ。これは、経験上言い切れますね。

 

繋がりがある教科で、理解できていない部分をそのままにしたら、やはり何らかの影響が出てくるわけです。

1年生の時が8割、2年生の授業も8割だとすると、イメージ的には

80%×80%=64%

くらいになってしまいます。

この時点で、「あ!私のことだ!!」と心当たりのある生徒さんも多いのではないでしょうか?

 

これがそのまま3年生になったとしたら・・・そう、64%×80%=51.2%になってしまいますね。

 

1年生の時は80点くらい取れていたのに、だんだん下がって、3年生では半分くらい。

そんな生徒さん、少なくないはずです。

 

こんな時、「3年生の内容が難しいから」と、一生懸命その単元を勉強しても、なかなか結果としては出てきません。それは、原因が「今」ではなく「過去」にあるからです。

 

この原因追求がしっかりできているかどうかで、修正できるかどうかが決まります。

皆さんはどうでしょうか?

 

 

もうすぐ夏休みですね。

どこの塾でも「夏期講習」を行います。

 

1週間で総復習!

そんな謳い文句の宣伝をよく目にしますが、できると思いますか?

 

 

授業が進まない夏休み。

ここで、いかに「過去」の復習ができるか。

自分の現状の課題は何か?それをクリアするためには何をすれば良いのか?

 

一人で解決するのが難しいという生徒さん、ぜひお声がけください。

必ず役に立つアドバイスができると確信しています^^