塾長ブログ@ヒーローズ松本沢村校

個別指導学院ヒーローズ松本沢村校の塾長ブログです

落ち込むとしても、正しい時期に落ち込んでほしい

変なタイトルですが、生徒さんを見ていてよく思うことなんです。

 

例えば今日学校でテストがあったとします。

で、その日に落ち込む生徒さんがいます。

 

もちろん、何もしなかったからではなく、努力をしたからこそ、あまり手応えがないから落ち込んでしまうのだと思うんです。

まったく勉強をしなかった生徒さんには「落ち込む」なんてことはないでしょうし、あったとしたらそれはどうなの?という話ですから、落ち込むこと自体は責めるつもりはありません。

 

ただ、自分で努力したのにあまりできなかったのであれば、それは「問題が難しかった」とも言えます。

 

そう、落ち込むのであれば、平均点が出てからでいいのであ?ということです。

 

これは、例えば中学校の定期テストレベルの話であればたいしたことはありませんが、大学入試ともなると、共通テストは2日間あります。私大の入試でも、場合によっては何日か続くこともあるわけです。

 

そんな時、初日の悪いイメージが頭から離れないと、それだけで最高の実力を出すことはできませんよね?

 

簡単に割り切れとは言いません。

ただ、落ち込むべき「正しい時期」があるということも、頭の片隅にでも置いてもらって、「今日はあまりできなかったな。よし、平均点が高かったら落ち込もう。」くらいの強い心を持てたらいいですね。

 

 

この時期ならでは?塾選びの注意点

6月も1週間が経ちました。

多くの中学校では、1回目のテスト結果が返されているのではないでしょうか?

ヒーローズ松本沢村校に通ってくれている生徒さんも、附属中以外はテストが終わりましたね。

 

さて、今日のタイトルの「塾選び」ですが、皆さんはどのように塾を選んでいるのでしょうか?

 

ネット、チラシ、口コミなど様々だとは思いますが、この時期ならではの注意点があるんです。

 

それは

「〇〇点UP!!」

という言葉です。

 

実は、この時期の中学校のテストでの数学の得点アップは、正直「当たり前」なんです。

 

私はあまり得点アップを宣伝には使いませんが、今回のテストでは、100点もいますし90点以上も多くいます。数十点アップした生徒さんも複数います。

 

なぜ?

それは、問題数における計算問題の割合が非常に高いからです。

各学年、最初に学ぶのは計算です。

1年生であれば正負の計算。2年生は式の加法減法、3年生は展開と因数分解

これらの単元が、通常のテストよりも多く出題されるので、基本的な計算ができるようになれば得点は自然と上がるんです。

 

ホームページやチラシなどを見て、「この塾、点数上がっている生徒さんがたくさんいる!」と思うかもしれませんが、それだけで入塾を考えるのであれば、次回のテストまで待ってもいいかもしれませんね。

 

別に、他の学習塾さんにケンカ売ってるわけではないですからね^^;

計算だって苦手な生徒さんはたくさんいますし、それで得点が上がっているのであれば、それはその塾さんの指導が素晴らしいからというのは間違いありません!もちろん、学校の先生方の指導も。

 

ただ、同じことをやっても、Aさんは30点上がったけれどBさんは5点下がった、なんてことは当たり前のようにあるんです。

 

やり方

使用教材のレベル

環境

など、様々な要素があり、それが合うのか合わないのか、あるいは合わせるのか。

 

それぞれ学力も環境も異なるわけですから、結局はやってみないとわからないのかもしれません。

ただ、表面上の情報だけに惑わされて、安易に入塾あるいは転塾をしないように注意する必要はあると思います。

 

ヒーローズ松本沢村校には、他の塾さんから転塾される生徒さんが多くいます。

ありがたいことですが、本当に全員が塾を変えるべきだったのかは疑問です。

もちろん、うちに来たからには結果は出しますが。

 

高いところも安いところもありますが、いずれにしてもタダではありません。

 

どこかの塾に入ろうとしている方、あるいは他の塾に変えようかと悩んでいる方、ぜひ焦らず慎重に選んでください。

 

 

こんなブログを書いておいて、次のチラシで得点アップ事例をたくさん出したりして(笑)

 

いや、出しません。

どうしても知りたい方はお問合せください。

けっこう、上がってます^^

テストの難化って、そういうことではないような・・・

先日、テストが難しくなったのでは?というブログを書きました。

そこでは、難しくなったので、勉強の仕方も変えなければ・・・というようなことを書きましたが、問題を細かく見てみると、ちょっと「難化」の意味が違うのでは?と思うようなものが多いんです。

 

例えば某中学3年生の国語。

平均点がこれまでよりも大幅に下がり、今回の平均は40点。

 

何が難しかったのだろう?と問題を見てみると、最初の論説文がどうも中学生には読みづらいような気が・・・。

 

なんとその文章は、約10年前、某国公立大学の二次試験に出題されたものとまったく同じ!

 

もちろん、設問は異なりますし、中学生でも答えられるものではありますが、これまでとの差が激しすぎます^^;

 

 

近年の入試改革で求められているもの。

最近の小中高生の国語力の低下。

いろんなことを考慮しての「難化」だと思いますが、そうじゃないと思うんです。

 

 

読解力を高めるために必要なことは「難しい文章を読ませること」ではありません。

むしろ、小学校の教科書に出てくるような文章を読み、そこから様々なことを捉えていく方がはるかに国語の力は早く身に付きます。

 

最近の中学校のテストは

「どうだ!難しいだろ!解けないだろ!」

というメッセージが込めらえているような、悪い言い方をすると「出題者の自己満足」とも思えるようなものが増えている気がしてなりません。

 

難しい問題を考えさせることがゴールだとしても、その手順は簡単な問題から始めるべきだと思いますし、そうでなければ、単に学力がさらに二極化するだけのような気がします。

 

 

読解力は確かに落ちていると思います。

でも、だからこそ題材を易しくして「考え方」の手順を導いてあげるべきなのでは?と強く思い、ヒーローズ松本沢村校では、国語力育成の講座などを設けてサポートしていきます。

 

ん?

最後は宣伝のような締め方になりましたが、自宅でできる簡単な取り組みもありますので、お気軽にご質問ください^^

 

 

 

中3生の皆さん、テスト結果はどうでしたか?

まだすべての中学でテストが終わったわけではありませんが、いくつかの中学でテストが返却されています。

 

特に3年生の皆さん、難しいと感じた方も多いのではないでしょうか?

それは、平均点を見れば明らかですよね?

 

 

まだ2つの中学のテストしか見ていませんが、これまでとはレベルの違う問題がちらほら見受けられましたね。

受験生として最初のテスト、学校の先生も気合を入れたようです。

 

 

これから始まる総合テストや本番の入試では、今回のレベルが当たり前のように出題されます。

 

入試説明会では話をさせてもらいましたが、単に「勉強する」ことが大切なのではなく、「どのように」勉強するのかが問われます。

 

塾生の皆さんにはもちろん日々伝えていることですが、勉強の仕方でお悩みの方がいれば、ぜひお気軽にご相談ください。

 

入試説明会を行いました

5月も終わりですね。

 

昨日は、中学3年生に向けての「高校入試説明会」をオンラインで行いました。

長野県の入試分析と対策

勉強の仕方

高校入試の現状

内申点について

など

 

1時間とちょっとの時間、日曜日の夜にもかかわらず、全中3生とその保護者の方にご参加いただきました。

 

毎年行っていますが、これをきっかけにモチベーションを上げてくれる生徒さんも少なくありません。

また、こちらのモチベーションもさらに上がります。

 

これからどんどん厳しくなりますが、自分の進みたい高校があるのなら、合格のためにこちらも真剣にサポートしていきます。

 

次は大学入試説明会かな?

オンラインではなく、早くどこかの会場で対面でできるようになってほしいですね。

 

結局は気持ちの問題です

ヒーローズ松本沢村校では、高校生の在籍がかなり増えてきました。

上位校は当然ですが、中堅校からも国公立や有名私大合格者を出すようになり、ようやく認知され始めたようです。

 

その高校生について、4月に行われたテストを持ってくるよう伝えました。

結果についても非常に興味深いものがありましたが、今回はその内容ではなく、もっと基本的な話です^^;

 

1・2年生を対象に行われたテストなのですが、持ってこない生徒さんが数人・・・。

催促すると「どこにあるかわからない」とのこと。

 

今はWebでも結果が配信されるので、確かにそれがあれば確認はできますが、自分のテスト結果がどこにあるかわからないというのは・・・う~ん。

 

Webだけで十分、という意見については賛成の気持ちもあります。

ただ、今回結果を持ってこなかった生徒さんの多くに、「家庭学習の時間が少ない」という共通点があったことが気になります。

 

テスト結果は人それぞれですし、日々の努力が表れるので、特に結果に驚くことはありません。

 

大切なのは「自分の結果」に対する各自の考え方なのではないでしょうか?

 

テストが返された → どうでもいい

という考えになっていないでしょうか?

 

点数が何点であろうが、

どの問題を間違えたのか?

勉強した範囲に対する得点率はどうなのか?

学校のテストとの差は何なのか?

 

外部のテストには、多くの「見るべき、考えるべきこと」が存在します。

 

結果に対してまっすぐ向き合い課題を見つける。

これ、本当に大切なことだと思っています。

 

 

きれいにファイリングしろとは言いません。

ただ、自分の成績に関心がないのにその成績を上げることはできません。

 

まずはしっかり向き合いましょう!

今週のお題っていうものに乗っかってみました

今週のお題「やる気が出ない」

 

ブログを書くときに、何を書こうかと迷うこともしばしばあります。

今日もそうでして・・・何を書こうかととりあえずブログを開くと

「今日のお題 やる気が出ない」

とありました!!

 

これは勉強とも関係があるので、今日はこれにしよう!ということで、「やる気」についてちょっとだけ書てみます。

 

 

そういうスイッチがある塾もありますよね!

私の知り合いにも塾長さんがいて、バリバリのやり手の方ですので、その教室にはおそらく素晴らしいスイッチがあるのでしょうが、基本的にはそんな簡単なスイッチなど存在しないと思っています。

 

あったとしても、一つ押すとやる気が出るようなものではなく、いくつもいくつもスイッチがあって、何十回と押してようやく動くようなイメージでしょうか。

 

いや、その前に!!

私が日頃から生徒さんに伝えていることがあるんです。

それは、

「やる気がなくてもやらなければならない」

ということです。

 

つまり、スイッチを押してやる気が出るのを待ってやるのではなく、スイッチなんて押さなくていいからやる!ということです。

なんか、他塾の宣伝にならないかな(笑)

 

 

「あとでやる」

「このゲーム終わったらやる」

「このテレビ見たらやる」

「ちょっと休んでからやる」

 

こうやって、「今はやる気がないからあとでそれが出たときにやる」という生徒さんは、たいていその後もやりません。

 

多くの方が知っている、禁煙とかダイエットの話と似ているかもしれませんね。

「明日から禁煙する」

「この1箱が終わったら禁煙する」

という人は禁煙に失敗するケースが多いんです。

同様に、

「明日からダイエットする」

という人も・・・。

 

 

高校受験や大学受験は待ってくれません。

こちらのやる気が出るのを待っていたら、もしかしたら手遅れになるかもしれません。

 

だから、やる気がなくてもいいんです。

すべてが頭に入らなくてもいいんです。

 

まずは体を動かし机に向かい、それから強引に頭を働かせてみましょう。

3日もすれば頭と体が慣れてきます。

1週間もすやる気など関係なくても机に向かうようになります。

1ヶ月後には、常にスイッチが押されている状態になりますよ。

 

 

自分には無理

そんなことはありません!

 

さあ、明日からではなく、今日から行動してみましょう!!