塾長ブログ@ヒーローズ松本沢村校

個別指導学院ヒーローズ松本沢村校の塾長ブログです

思わず納得!?

今日は土曜講座。

 

ヒーローズ松本沢村校の土曜講座は、

「お金をもらって授業でやるのはちょっと・・・」

「でも、自分でやれよと言ってもなかなか継続してやるのはちょっと・・・」

というものを、無料で行っております。

 

漢字・英単語などがその対象なのですが、今日の漢字の時間に思わず「なるほど!」と感心してしまったことがありました。

 

「木々の紅葉が夕日に映える」

 

この「映える」の読み方を問う問題だったのですが、ある生徒さんが

「ばえる」と書いていました。

答え合わせをしたその生徒さん。「これ、ばえるじゃだめなんですか?」と聞いてきました。

 

ほほう。インスタ映えね!

確かに、最近は「ばえる」の使い方しか目にしていないなと、妙に納得してしまいました。

 

もちろん×なのですが、いつかこれが〇になる時代が来るのかなぁと、本気で思いましたね。

 

最近の若い者は・・・なんて言ってしまいがちですが、こういう言葉の変化も、違う角度から見たらおもしろいのかもしれませんね。

 

 

だから適当な勉強になるんだ!

始めにお断りしておきますが、今回のブログは学校の先生に対してちょっと失礼なことを書かせていただきます。

ただ、学校の先生を否定しているわけではありませんでの、それだけはご理解ください。

 

 

と書きながらも、以前からある中学校の英語の先生が気になっていました。

生徒さんの話によると、

「次のテストは難しい。私が92点(?)しか取れなかったんだから。」

と話したそうです。

 

100歩譲って、開成中や灘中なら多少理解は可能です。しかし、公立の中学校の英語のテストでそれは・・・と、ちょっと不安を感じていました。

 

 

そして今回の中学2年生のテストです。

出題範囲は1年生の単元でした。

並べ替えの問題で、

 

(   )の語(句)や符号を並べかえなさい。(1)~(3)は日本文の意味にあう英文にすること。

 

(3)だれが今動画を見ていますか。

(is / now / who / a video / watching / ? )

 

生徒さんの解答は

Who is a video watching now?

でした。

 

正解は

Who is watching a video now?

なので、当然不正解です。

 

しかし!!!

なんとなんと、△で2点ゲット!!

いや、そもそもこれが3点問題ってとこが気になりますが^^;

 

△の理由は「使っている単語は合っているから。」だそうです。

 

いやいや、並べかえなんで、見落としがない限り単語は全部合ってるでしょ?

じゃあ、

Is who a video now watching?

でもOKになりますよ?これで2点?

 

 

文法英語だとか生きた英語だとか、そういう議論をここでするつもりはありません。

私は、文法英語のおかげで海外で困ることがなかったので、以前も書きましたが、また改めて別の場所で。

 

話を戻すと、

会話だったら、何とか通じるでしょう。

日本語だって、

「何食べた?夜、昨日。」

でも、

「昨日の夜は何を食べましたか?」

でも、どちらも通じますので。

 

でも、これは試験です。

英語的にどうこうではなく、勉強っていうのは、まず決められたルールがあり、そのルールの中で「知識」や「思考力」などを問うものだと思っています。

 

単語を覚えておいて、あとは適当に並べれば不正解にはなりませんよ。

こんなことでは、真剣に勉強するのがバカらしくなります。

 

間違える→なぜ間違えたのかを考える→調べる→理解する ⇒ 成長する

 

もう、こんなサイクルはどうでもよくなってしまいます。

 

×ではなく△をもらったのはラッキーと思うかもしれません。

でも、この先を考えて、非常にアンラッキーだったことはしっかり生徒さんに伝えました。

 

 

考え方は千差万別です。

私が正解でもありません。

ただ、私はこの教え方には大反対ですし、その考えを生徒さんにも保護者の皆さまにも伝えていきたいと思っています。

 

こんなヒーローズ松本沢村校ですが、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

ただいま、入塾キャンペーンもやってます。

0263-31-3230

高校入試説明会@オンライン

6月に入りました。

今日から当教室の授業も通常通りとなり、ようやく日常を取り戻したような気がします。

もちろんまだ気を抜くことはできませんが、普通のありがたさを感じながら、この時間がずっと続くことを願っています。

 

さて、本来であれば、中学3年生を対象とした高校入試説明会を既に終えているのですが、コロナの影響で今年度はまだ開催しておりません。

また、授業が通常に戻ったとはいえ、生徒さんや保護者の皆さまを会場に・・・というのはまだできません。

 

ということで、今年はオンラインでの入試説明会を行います。

4月には高校生を対象とした大学入試説明会を行いましたが、今回もそれと同様にZoomを使って行います。

 

塾生には案内済みですが、塾生以外の中学3年生の方も参加大歓迎です。

ご希望の方は、電話またはホームページの問い合わせからお気軽にお申し込みください。

 

変化する高校入試。

特に今年はコロナ休校もあり、不安を抱えている方も多いかと思います。

 

志望校合格のために何をすればいいのか?

きっと皆さんのヒントになることが見つかるはずです。

参加しても、入塾の勧誘は一切行いませんので、塾生以外の方も安心してご参加ください。

 

 

活気

休校、そしてオンラインという時間を過ごし、今週から教室での授業を再開しております。

 

時間帯を分け人数を制限しての通塾ですが、教室にたくさんの笑顔と笑い声があるって、やっぱり素敵ですね。

 

オンラインにはオンラインの良さがありました。これは、奇しくもコロナの影響で発見できた新たな気付きです。

しかし、現場に子どもたちの笑顔があふれるというのはこんなに人を幸せにするんだなと、ちょっと感動しちゃいましたね。

 

「会えない時間が相手をより愛おしくさせる」

なんて、恋人ではありませんが、みんなの元気な姿を見て勇気をもらいました!

 

 

まだまだ気を抜けませんが、この笑顔がずっと続くよう、できる限りのことをしながら一緒にがんばっていきたいと思います。

訪問販売での教材購入をご検討中の方へ

最近、訪問販売で中学生に「テストを受けませんか?」と声をかけ、その後教材の購入をすすめてくるという話をよく聞きます。

中学3年分をセット購入で、最低50万円から。深志間違いなしコースというものがあるそうで、それだと140万円だそうです。

 

私は、教材販売そのものは否定しません。

ただ、どんなに素晴らしい教材だったとしても、それをどう進めるのかが問題であり、わからなかった時にどうするのか?あるいはその教材のレベルから、いい意味でも悪い意味でも外れた場合はどうするのか?などに、どう対応していくのかは大きな問題です。

 

さらに、中学生用ということは、長野県の高校入試を受験するということになります。

全国レベルで作られた教材がそのまま長野県に向いているとは言い難く、やはりどのように進めるのかは課題です。

 

教材のみで勉強を進めることができる人は、それでまったく問題ありません。

進め方、わからなかった時の対処法、次に何をやるべきかの決定など、様々なことを自ら判断し決定することができるのであれば、塾に通う必要はないかもしれませんね。

 

では、教材に50万円以上のお金を出してもいいのか?

 

正直、なんていう商売なんだ?と思いますね(笑)

今、ヒーローズ松本沢村校にある中学校教材をすべて購入したとします。

・毎日使っている教科書準拠のもの

・各学年のまとめ的なもの

・受験対策用のもの

・全国の入試の過去問

・長野県のレベルより少し高めのもの

これらを基本レベルから応用レベルまですべて揃えたとして、おそらく30万円程度で済むかと思います。

そしてその量は、訪問販売で売っている教材の量をはるかに超える、200冊程度になります。

 

本当にその教材に惚れ、これなら絶対に合格すると思ったのであれば止めません。

ただ、教材を使って自分で勉強していきたいと思っている生徒さんがいるのであれば、一言お声がけください。

通塾していただく必要はありません。

ただ、塾でしか購入することのできない教材を、1円も上乗せせずに原価で皆さまに提供させていただきます。

 

その上で、使い方や計画の立て方で相談があれば、そこだけほんの少し料金をいただければ十分です。

 

その教材会社の方が言うには、塾に3年間通うより安く勉強ができるということです。

確かにそうかもしれません。いや、ヒーローズの方が安いかも?

まあ、多くの塾が教材より高かったとして、だから教材に数十万というのはおかしな話です。だって、教材だけなら上記のようにもっと安く購入できるのですから。

 

今は情報収集が大切な時代です。

どんな情報を収集し、どれを正しいと判断するのか?

こういったことも勉強ですし、むしろこれは生徒さんよりも保護者の方の勉強かもしれませんね。

 

これをもし松本駅近くにある教材販売会社の方が読んでいたとしたら・・・すみません!

でも、反論があればぜひご連絡ください!!

私は、塾が完璧だと言いたいわけではありませんし、なんなら一緒に話をしてみたいと思っています。

 

 

 

 

授業を再開します

緊急事態宣言が解除され、各学校も分散登校で徐々に授業が再開されています。

まだまだ通常通りとはいきませんが、3月からの長い休校期間に、ようやく終わりが見えてきたのかなと、少しホッとしますね。

ただ、ニュースでも取り上げられていますが、気の緩みは感じますね。人も車も明らかに増えていますし、せっかくの授業再開がまた元に戻らないことを願うばかりです。

 

「万全の対策」

と言っても何も基準などなく、

「私のところはこうします。」

「こちらはさらにこれを徹底します。」

と、それぞれが3密を避けて、消毒や換気を徹底するということ。

もはやそれは個人的な「万全」であり、医学的な万全ではありません。

 

しかしながら、だからといって完全収束を待っていては、授業再開もできませんし、私どもの教室を開けることもできません。

 

 

何をしても必ず賛否はあります。

ただ、与えられた条件の中で、これまでの経験や、今ある知識と知恵を使って最善の策を講じるのが正解であると信じ、ヒーローズ松本沢村校は来週から通塾による授業を再開します。

 

5月25日から29日までは分散通塾、6月1日から通常授業に戻ります。

新規入塾生も受付を再開します。ただし、自習だけはもう少し我慢していただきますね。

 

 

オンライン授業でも顔を見ることはできましたが、やっぱり久しぶりに会えるのは楽しみですね。

休校期間が長かったこともあり勉強はちょっと大変かもしれませんが、まずは明るく元気に?勉強しましょう!^^

 

 

 

 

子どもの勉強に関わるということ

日々オンライン授業を進めていると、画面の向こう側に保護者の方の存在を確認することが多々あります。

多少緊張することもありますが、普段見ていただくことがない私たちの教え方を見ていただくことはとても大切だと思いますし、また、授業中のお子さんの真剣な表情を見ていただくいことも、保護者の方には良い刺激になるのではないかと思います。

 

そんな中で、ちょっと気になる保護者の方がいます。

例えば、こちらが何かを質問すると、となりから声が聞こえ、生徒さんがその通りに答えるという状況。

また、生徒さんが考えているときにとなりから手が伸びてきて、なにやら教えているような状況。

 

最初の事例などは、懐かしの「船場吉兆」を思い出します(笑)

若い子は知らないか・・・^^;

 

 

偉そうなことを言わせていただくと、学習塾というのは、それぞれに考えがあり、あえて教えない時間というのもあるんです。

また、生徒さんに質問をした際に、それに対してどのように応えるのかを確認することで、今後の指導が変わることだってあるんです。

 

「この子はおとなしいんで」

「この子は私がアドバイスしないと答えられないんです」

こんな言葉を耳にすることもあります。

 

言わせていただきますが、じゃあ将来はどのように生きていくのでしょうか?

 

自分で考える

自分で判断する

自分で失敗し、自分で修正し、自分で成功へ導く

 

学校や塾は、それらがきちんとできるようになるためのサポートの場です。

一方で、今その保護者の方がされているのは、サポートではありません。成長の「邪魔」にさえなるのです。

 

 

冒頭で「お子さんの真剣な表情を見ていただくのもいいのでは」と書きました。

実際にオンライン授業を進めていると、

「あんなにしっかり話すなんて思いませんでした」

「普段家で勉強しているときとは全然違う集中力でした」

「ちゃんと敬語使えるんですね」

「嫌々勉強していると思ったら楽しそうに質問していました」

など、生徒さんの意外な顔を見たというご意見を多くいただきます。

 

そうなんです!

私が常に話している、「他人だからこそできること」がここにはあるんです。

 

もちろん、ご家庭でしかできないことも多々あります。

しかし、第三者の私たちだからこそできること、引き出せるものがあると信じています。

 

 

お子さんに関わるのは当然ながら素晴らしいことだと思いますし、それだけ心配しているということでしょう。

そして、それが間違っているとは思いません。

ただ、塾の人間だって生徒さんのことを考えてカリキュラムを作成しているわけで、任せていただくべきことはこちらに任せていただきたいですね。

 

オンライン授業で普段見えなかったことが見え、これはこれでいい経験です。

 

ヒーローズ松本沢村校では、今後はオンラインクラスも設けて遠方の生徒さんや不登校の生徒さんのサポートを積極的に行います。

その際にも、今日のブログのようなことをしっかりお伝えさせていただき、ご家庭と塾とで何ができるのかを話し合いながらサポートしていきたいと思います。

 

緊急事態宣言が解除されました。

だからといってすぐには教室を開けませんが、今月最終週か6月1日から通常通りの授業ができればなぁ・・・と思っています。